京都の最高級ホテルでイタリアン リッツカールトン京都「ラ・ロカンダ」に行ってきた
京都の鴨川のほとりに佇む高級ホテル「リッツカールトン京都」。
四条河原町、三条の繁華街を抜けた閑静な場所にひっそりと佇んでいます。
京都の景観を壊さない様に配慮されているのか、ホテルといってもかなり低層な作りになっていますね。
地下2階から5階までと外資系高級ホテルの中ではかなり小ぶりな建物です。
2014年2月にオープンされたばかりの、国内で最新のリッツカールトンでディナーをいただいてきたのでご紹介していきますね~。
リッツカールトン京都
雅な気品と上質なおもてなしがあふれる古都 京都のラグジュアリーアーバンリゾート京の風光を映す鴨川の流れは、どれほど多くの人に愛されていることでしょう。2014年2月、東山三十六峰を望む風光明媚な鴨川のほとりに誕生したアーバンリゾート、ザ・リッツ・カールトン京都には、日本の伝統、和のおもてなしの心と、ラグジュアリーホテルの利便性が美しく溶け合った空間が広がっています。京都の伝統や文化のエッセンスが織りなすラグジュアリーな空間で、ここでしか味わえない上質な時間をお約束します。
門構えが和風なリッツカールトン京都。
正直暗がりで気にせず歩いていたらスルーしてしまうぐらい景観に溶け込んでいます。
駐車場がある入口と、もう一つ入口があります。
門をくぐると、和と洋が一体化されたような廊下が続きます。
非常に面白い作りになっていて、この廊下から地下2階の庭園が眺められる様になっていますよ。
かなりシックなホテルのメイン入口。
正直入口の規模だけで判断するならそこらへんのビジネスホテルとあまり変わらない感じですね~。
中に入ると横長のロビーになっています。
ここで速攻悩みました?
あれ?これ両サイドとも行き止まりじゃね!?どうなってんの!?
外部の物を拒むかのような作りになっています。
実は奥の茶色の壁のようなところが扉になっていて、奥に進めるようになってます。
中に入るととても綺麗で大きな盆栽が出迎えてくれます。
京都感が全面に押し出されていますね。
レセプションとロビーがあるフロアにはゆったりとした休憩スペース。
読書ができるようになっていて、大人な時間を楽しめます。
少し規模が小さいホテルですが、吹き抜けを利用した構造で解放感に溢れています。
一番奥まで進むとレストランフロア。
ラ・ロカンダ(イタリア料理)
地元京都産をはじめ、国内外から届けられる最高級食材を使用。伝統に重きを置いたイタリア料理をモダンスタイルに昇華させた、至極の一皿をご提供いたします。
リッツカールトン京都では、
- ラ・ロカンダ(イタリア料理)
- 水暉(会席、鮨、天麩羅)
- 鉄板ダイニング
の3か所で食事が楽しめるようになっています。
今回はこの中から、若きミラノの天才シェフ「ヴァレンティーノ・パルミサーノ」が料理長として運営しているイタリア料理をチョイスしました。
早い段階で予約していったからか?
一番奥の席に案内してもらえました。
特別料金を払うことで入室できる、ゴージャスな個室も見れる最高の席ですね。
向かいに座っている方々はビジネスでの会食っぽかったですが、高尚なお話をされており僕たちの場違い感が半端なかったです。
メニューはこんな感じでした。
最近はこういったメニューの内容もある程度把握できるようになってきましたね。
車で来ていたので、飲み物はノンアルコールシャンパンで。
お値段は手ごろで1500円しないぐらいだったと思います。
まずは最初にメニューに載っていないおつまみが出てきます。
パンツェロッティかな?揚げパンというかサモサというかそんな感じのものです!
ゴルフボールぐらいの大きさの料理に大きなお皿が印象的。
続きまして、またもやメニューに載っていない冷製スープが登場。
これもまた魚介が入っていてすごくおいしいです。
続いてはパンが出てきます。
ギャルソンが当店では、料理をお出しする前にお客様を満腹にさせておりますといった小粋なジョークをまぜて提供してくれました。
庶民的な客だと感じていただいたのか?すごく話しやすい雰囲気を作ってくれるギャルソンが対応してくれました。
ヒマラヤ岩塩、バター、オリーブバルサミコソースでいただきます。
ブラータチーズとトロを詰めたアーティチョークとコーヒーパウター
満を持してコース料理が出てきました。
アーティチョクの箱舟のような見た目にも美しい料理ですね。
綺麗に包まれた、チーズとトロのとろける食感とアーティチョークのしっかりとした食感が良い塩梅です。
グリーンピースのソフトスープと墨イカ
ラ・ロカンダ企業秘密の特性泡だて器で作成したスープみたいですw
グリーンピースの爽やかなかおりが食欲を擽ってきます。
見た目にもフワフワなスープですが、飲んでみると衝撃の口当たり!
口に入れた瞬間なくなるぐらいフワッフワでございます。
軽い食感なんて次元を超えた軽さです。
墨イカのアクセントが心地よいですね。
グラニャーノ産リングイーネ リコッタアフミカートソース
玉ネギと生ハムのスネをベースに
リングイーネはかなりのアルデンテでの仕上がり。
少し粉っぽさが残るぐらいで小麦粉の味をしっかりと楽しめるようになってます。
ミンチ状になった玉ネギと生ハムとの絡み方も最高ですね。
マナガツオのブロッコリーブロデット 菜の花と蛤
カリカリの表面とフワフワの身が絶妙のマナガツオにブロッコリーソースが良く絡みます。十分に脂ののった身をブロッコリーが爽やかに締め上げてくれる感じですね。
これだけ食べてきているのに、ドンドン進んじゃう濃厚ながらさっぱりとした魚料理。
仔豚のクリスピー コンフィ クロケッタ レモンジャムとマルサラワインソース
クリスピー状になるまで焼き上げた仔豚にしっかりと濃い味付けがされています。
正直お肉だけで食べたらちょっと塩辛いと感じるぐらい濃厚です。
それをレモンソースが綺麗に中和してくれます。
もうお腹いっぱいでかなり脂身もたっぷりだというのに全然重くない。
金柑と苺のカクテル
こちらはコースに含まれてませんが、お口直しを兼ねてカクテルをお願いしました。
ギャルソンにおすすめのカクテルをお願いしますとオーダーしました。
金柑はノンアルコールカクテルですが、果実のうまみが凝縮されています。
苺のカクテルも爽やかな甘みが特徴の贅沢カクテルですね。
苺のカクテルって水っぽくて美味しくないことが多々あるのですが、さすがリッツカールトンといったところでしょうか。
そんなことは一切なく、しぼりたて果汁を堪能できるカクテルに仕上がっています。
プレデザート
お口直しのマンゴーアイスと、キャラメルプリンです。
どちらも濃厚でいて、後味さっぱりなのでお口直しに最適です。
デリス エ デリール アンフィニマン プラリネ ピスタージュ
デザートは2種類から選べるようになっています。
ピスタチオソースがとてつもなく濃厚です。
ピスタチオってこんな味だっけ?とおもうぐらい濃縮されたソースにアイスクリームが程よい甘さをもたらしてくれます。
ティラミス
定番のデザート、ティラミス。
美味しかった。まぁティラミスなんでね。こんなもんでしょうね。
しいていうなら少しビターな大人の味。
お茶と茶菓子(ピエール・エルメ・パリのマカロン等)
最後はコーヒーや紅茶でしっぽりと雰囲気を楽しみましょう。
ピエールエルメのマカロンを初めて食したのですが、今までのマカロンの常識を覆されました。
正直マカロンなんて見た目だけのたいして美味しくもないスイーツだと思ってたのですが、これはマジで美味いです。
もし僕のようにマカロンのことを舐めてる人がいたら、ぜひ一度ピエールエルメのマカロンを食べてみてください。
まとめ
上質な空間で食事を楽しんでいると、天才シェフがフロアに出てきました。
なんと、すべてのテーブルを回って挨拶をしています。
僕たちの席は一番奥だったので、一番最後。
外国人のお客さんが大半で英語でバリバリ話しているシェフだったので、正直滅茶苦茶緊張してましたw
しっかりと通訳の方がついていたのですが、向かいに座っていた、高尚なビジネスマンは料理の感想をすべて英語で答えていたので余計にドキドキが加速w
シェフから最初にかけられた言葉は「美味しかったですか?」。
日本語で話しかけてくれるなんて、なんてええシェフなんや・・・。
料理から対応まで大満足のディナーでした。
ちなみにドリンク代はカクテルがメニューに載っていなかったので正確にはかかりませんが、シャンパン2杯、カクテル2杯で1万円ちょっとでした。
みなさんも京都の天才シェフが作り出す絶品イタリアンをぜひご堪能あれ~。
ラ・ロカンダ ザ・リッツカールトン京都
場所:京都府京都市中京区鴨川二条大橋畔 リッツカールトン京都 1F
電話番号:
075-746-5555 (お問い合わせ専用番号)
営業時間:
昼 11:30 ~ 14:30(ラストオーダー)
夜 17:30 ~ 21:30(ラストオーダー)
定休日:なし
ラ・ロカンダ ザ・リッツ・カールトン京都 (La Locanda) - 二条城前/イタリアン [食べログ]
以上、京都の最高級ホテルでイタリアン リッツカールトン京都「ラ・ロカンダ」に行ってきたについての記事でした。
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